NASAがGoogleのProject Tangoの技術を宇宙遊泳ロボットの改良に採用?

By | 2014年4月21日

元ネタ:THE VERGE
NASA sending Google’s Project Tango smartphone to space to improve flying robots
http://www.theverge.com/2014/4/19/5629254/nasa-google-partnership-puts-tango-smartphone-on-spheres-robots

NASAの実験的プロジェクトにおいてGoogleの助けによる大きなアップデートがありそうだ。Googleの『Project Tango』における3次元マッピングを可能とするスマートフォン試作品を、NASAが開発中のISS(International Space Station)や衛生の周りを宇宙遊泳するバレーボールサイズのロボット『SPHERES』に用いようとしている。現在SHERESは超音波や赤外線を用いた基本的なナビゲーションシステムを搭載している。しかしTangoのより詳細な検出システムを用いることでNASAとしてはロボットの探索能力を劇的に向上させることを期待している。

「これは通常のアップグレードなんかではない」NASA Ames研究所 Intelligent RoboticsグループのTerry Fongが言う。「我々はこれまでも最新のテクノロジーを用いていくつもの質問に答えようとトライしてきた。例えば、ロボットの助けによって人類は宇宙空間で生活可能なのか?それはすぐなのか?それともまだしばらく先の話なのか?」GoogleとNASAは既にSPHERESとTangoの無重力下での振る舞いについてテストを開始している。パートナーシップは昨年の夏から始まり、そしてTangoスマートフォンは今年中には宇宙へと送り出される。

SPHERESは小型エンジンによって推進することで宇宙ステーションを先導するのが役割だ。しかし一方で緊急修理や通常の作業内、科学実験的な検証において宇宙飛行士の補助をもって実験対象を移動させるようなことにも以前より用いられている。そしてNASAはさらに非常に大きな長期的ビジョンを持っているようだ。現在ISSは放置できるようには設計されていない。常に人間の手が必要だ。しかしいつの日かこれらと同様なロボット、もしくはロボットを乗せた乗り物が宇宙ステーションの周囲を巡回するようになるとNASAは想像している。
興味深いことにGoogleのスマートフォンが宇宙ステーションへ行くのは今回が初めてではない。2011年にはNexus SがSPHERESのセンサーを増強する目的で宇宙へと送り込まれている。


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