超音波で骨折を早期回復。3Dプリンタで試作したギプス

By | 2014年4月22日

元ネタ:ubergizmo
3D Printed Cast With Ultrasonic Vibrations Helps Speed Up Recovery
http://www.ubergizmo.com/2014/04/3d-printed-cast-with-ultrasonic-vibrations-helps-speed-up-recovery/?utm_source=mobilerepublic

3Dプリンターをメディカル関連ガジェットで利用した事例というと、頭蓋骨の一部を補修した例などがあり、現在のインプラントなどと比べても代替として機能するのではないかという期待がある。さらに3Dプリンターメディカルガジェットが治療のプロセスをサポートするのにも用いることができないか、というのがここで挙げる事例だ。

現在、キャスト(=骨折時に患部を固定するギプス)の試作に3Dプリンターが用いられている。ただしこれは通常のキャストではなく同時に超音波の振動で患部の回復を促進するというのだ。これはトルコ人の学生Denis Karasahinが2014年のGolden A’Design Awardを受賞した際のアイディアだ。

この3Dプリンティング超音波振動キャストはここに至るまでいくつもの困難があった。ひとつは超音波の振動をきちんと皮膚の上から伝えること。想像に難くないように、当然これは石膏のキャスト(いわゆる一般的なギプス)では不可能なことだ。しかし写真を見るとわかるようにこの仕組みにおいてはそれぞれのリードが皮膚上のどこを通っているかが一目瞭然で効率を効率よく行うことを可能にさせた。

残念ながらこれはまだ現在試作段階である。しかし3Dプリンティングの技術は今後次々とこのようなメディカルデバイスの領域に採用されていくに違いない。

あの臭くて汚いギブスからおさらばするのも間近だろう。そして回復に費やす時間も短くて済む。なんと素晴らしいことか。


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