試作に必要な機能は全部入り。最新の3Dプリンター『FABtotum』

By | 2013年8月30日

(元ネタ:TechCrunch)
FABtotum Is A Hybrid 3D Printer, 3D Scanner, Cutter, Miller, Engraver Maker’s Machine In One

http://techcrunch.com/2013/08/27/fabtotum/

FABtotumはオールインワンの3Dプリンターだ。
カット、削り、生産で使用出来るレベルの表面彫刻、3D造形もカットもできることでこれひとつで完全に試作機を作ることができる。
加えて、3Dスキャナーの機能も搭載しており、実際の造形物のコピーもデータ化してからの『リミックス』も当然可能だ。

FABtotumを開発するイタリアのスタートアップはこの製品化のために$50,000の現金獲得を目標としクラウドファウンディングのIndiegogoに参加し、一方で彼らは現在投資家も探している。とはいえ、彼らはキャンペーン期間を1ヶ月以上残した状態ですでにほぼ目標額の達成に迫っている。

「ほとんどの3Dプリンターは単機能化へ進んでいる。デジタルモデリングしたものをただ出力するだけだ」設計者のひとりMarco Rizzutoは説明する。
「それらの製品は柔軟性に欠き、プロフェッショナルユースには難しい。というのも試作を作る時、その全てをポリマーで実現することは難しい。我々の『4軸ハイブリッド技術』を使いスキャンを行うことで『実物』と『モデリング』の間に非常にシームレスな操作性を実現できる。また基板に穴をあけたり、そのたデザイナー、エンジニア、生産者、趣味のひと、仕事のひと、様々な立場の人間にとってFABtotumは活用できることだろう」

平均的顧客がこのようなハイブリッドな製品を切望している、という声は以前からあるが、ただ、このような多機能デバイスは少々複雑であるということは不回避な懸念である。とはいえプロトタイプを頻繁に作るような小規模なビジネスをおこなっている人間やより合理化された生産ラインを求めているメーカーたちの中では積極的な食いつきを得られそうだ。その食いつきの証明として、FABtotumはIndeigogoのキャンペーンで既に60名から$38000以上の資金提供をわずか1週間強で得たのだ。

RizzutoはFABtotumの直接的なコンペティターとしてAio RoboticsのZeus printerを挙げている。しかし、FABtotumはライバルよりも価格を下げてくる予定だ。さらにはサードパーティーによるカスタムもサポートするという。

FABtotumは高さ方向の精度の高い(0.47ミクロン)レーザースキャン方式をサポートしている。制作エリアのサイズは最大210x240x240mmだ。

彼らは$699の支援の代わりに既存の3Dプリンターをハイブリッド化するキットを提供している。もしくは$999支払えばフル機能のFABtotum組立キットが手に入る。最初の完全組立済みバージョンは$849だったがそれはすでに完売で現在は$1099である。


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